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今日ボクが見た風景

「拉致問題に無関心!?」菅首相の動かぬ証拠

Category: 政治  
「拉致問題に無関心!?」菅首相の動かぬ証拠
2011.7.30


今日ボクが見た風景

誤解を恐れずに言えば、北朝鮮による日本人拉致問題は東日本大震災の復興に匹敵するか、それ以上のテーマだと思っている。死者・行方不明者だけで2万人を超える被災地の復興や被災者への生活支援が、5年10年単位の年数を要する問題で、拉致問題と同列に論じられないのは当然、理解している。

 それでも100人は超すといわれる日本人が強引に国外へ連れ去られ、いまなお監禁生活を続けている拉致問題は、一刻の猶予も許さない喫緊の課題だと断言したい。例えて言うと、犯人が多数の人質と立てこもった誘拐監禁事件を想像してもらえば分かりやすい。

 現場は連日、24時間体制で中継され、国民注視のもと捜査当局は犯人に人質を解放するよう必死に説得を試みるはずだ。拉致問題は犯人が北朝鮮という国家そのもの、被害者の所在が国交のない秘密国家で情報が断片的にしかないというだけの話だ。

 政権与党の民主党には、この拉致問題となると右往左往を繰り返す議員が最低2人はいる。中国・長春で北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使と極秘会談をした中井洽(ひろし)元拉致問題担当相と、新たな献金問題が発覚した菅直人首相だ。

 中井氏は昨年の今ごろ、訪日させた北朝鮮の元工作員女性をVIP待遇し、遊覧飛行に「ご招待」したパフォーマンスが記憶に新しい。

 首相は自身の資金管理団体が、拉致容疑者の家族が関係する団体に多額の献金をした問題が明らかになった。21日の参院予算委では、その献金問題について横田めぐみさんの母、早紀江さんが「政府を信じてよいのか。吐き気がするほど具合が悪くなった」と述べたことが紹介されると、それまでの強気の答弁が一転、「大変申し訳ない」と謝罪した。

 29日夜の記者会見でも、拉致問題解決について「私はあらゆる努力は惜しまない、あらゆる努力をするべきだと、基本的には考えている」と答え、個人的な「思い」を吐露している。

 首相には、韓国で逮捕された拉致実行犯の北朝鮮工作員に対し早期釈放嘆願書に署名した前歴がある。それだけに、「拉致問題に無関心と思われたくない」との心理が根強いとみられる。


だが、「あらゆる努力は惜しまない」との発言が本心かどうか極めて怪しい。なぜなら、拉致被害者「救う会」が作るブルーリボンバッジを常時付けていないことからもわかるように、最低限やれることすらやっていないからだ。年に1、2度の拉致問題対策本部と被害者家族との面談時だけ付け、それ以外は「脱小沢」だの「脱原発」だのとぶち上げては何一つ前進が見えないのが首相の政権運営だ。家族会ならずとも、その「本気度」が疑われても仕方あるまい。

 北朝鮮という独裁国家を相手に、拉致問題を解決に導くことは、自民党政権でも難航したように容易ではないことは誰も否定しない。だからこそ、拉致被害者の全員救出を求める意思表示のシンボルでもあるバッジをネクタイやシャツの上から付けることくらい、その気があれば今日からでも、できるはずだ。

 第一、肉親との30年以上の時間を奪われた被害者家族に対し、現職首相が常時バッジを付けることは今や責務と言ってもいいのではないか。まして拉致問題で失点を重ねた負い目のある菅首相なら、なおさらだ。

 首相や外相が常時、バッジを身につけていれば、各国との首脳会談などでも話題に上がり、拉致問題の国際的なアピールに資するだろう。それすらできないようなら、首相の拉致問題に対する意欲も「思いつき」、「まゆつば」の動かぬ証拠となる。(森山昌秀)


◇…先週の永田町語録…◇


 (25日)

 ▽国民の手で選択

 菅直人首相 エネルギー、原子力政策は日本社会の将来を大きく左右する課題。最終的には国民自身の手によって選択されるべきだと思ってる。(「脱原発」について参院予算委員会で)


 ▽男は黙って解散

 山本一太自民党参院政審会長 首相を続けたいなら解散すればいい。「男は黙ってというCMが昔あった。ごちゃごちゃ言わずに「男は黙って解散」と申し上げたい。(菅首相退陣について記者会見で)


 (26日)

 ▽常識知らず

 安住淳民主党国対委員長 公式な理事間の協議を密室と言うなんて、常識知らずの意見。正式な国会での理事間協議を冒涜(ぼうとく)している。極めて不見識だ。(再生エネルギー特別措置法案の修正協議について記者会見で)


 ▽トリッキー

 石破茂自民党政調会長 瀬戸際的なもので、非常にトリッキーだ。「イチかバチか」であってはならない。(中井洽元拉致問題担当相と北朝鮮高官との極秘会談について記者会見で)


 (27日)

 ▽背筋が寒く

 菅直人首相 最初はどこまで行くんだというくらい複数の原発がトラブルを起こし、どこまでやればいいのかと本当に背筋が寒くなる思いをした時期もあった。(東北6県の町村会長の要請に対するあいさつで)

 ▽馬耳東風?

 舛添要一新党改革代表 問責決議案可決は普通の人なら一定の打撃になるが、首相は普通の人ではないので馬耳東風、のれんに腕押しになるかもしれない。(問責決議案提出に関し記者会見で)


 (28日)

 ▽評価それぞれ

 玄葉光一郎民主党政調会長 評価はそれぞれあると思うが、私たちの子どもや子育てに光を当てるという精神は大事にしている。(子ども手当見直し大筋合意について党拡大政調役員会で)


 ▽仕事やらせる

 志位和夫共産党委員長 菅政権は東京電力を救済してみたり、方向性を間違っている。しかし、そういう内閣であっても東日本大震災の復興と原発問題の仕事はしっかりやらせる。(首相問責決議案に関し記者会見で)



http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110730/plc11073018260020-n1.htm


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