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「先行きは全く見えず」東シナ海ガス田共同開発

Category: 政治  

「先行きは全く見えず」東シナ海ガス田共同開発 首相「10月訪中」に活路?

2011.7.24 20:31

日中両国による東シナ海のガス田共同開発に関する条約締結交渉が1年近く暗礁に乗り上げている。菅直人首相は10月の中国訪問を画策し、「首脳外交」による交渉再開をもくろむが、同海域で日本への挑発を続ける中国に軟化の兆しはない。(酒井充)

 今月4日の北京での日中外相会談で、こんなやりとりがあった。

 松本剛明外相「今年は『日本の首相』が中国を訪問する年なので具体的な日程を中国側と相談したい」

 楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相「中国の指導者は『菅首相』の訪中を歓迎している」

 松本氏は菅首相の退陣を考慮し、あえて「日本の首相」と表現したが、楊氏は「菅首相」を指名した。このラブコールに日本側では「菅首相が訪中すれば交渉再開に道が開けるのではないか」との観測が流れた。

ガス田開発をめぐる交渉は昨年7月27日、東京で1回目の局長級協議を行って以降、1度も開かれていない。原因は昨年9月7日に沖縄・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件。中国は事件の4日後、中国人船長拘束の対抗措置として同16日に北京で予定していた2回目の交渉の延期を一方的に通告してきた。

 これまでガス田開発は首脳間の合意で事態が進んできた。条約締結交渉入りは平成20年5月の胡錦濤国家主席の訪日時に福田康夫首相(当時)との間で実質合意。難航した交渉の開始も昨年5月に訪日した温家宝首相と鳩山由紀夫首相(同)との会談で決まった。

 中国ではガス田開発は外務省のほか国家海洋局や国家発展改革委員会などの組織が関与する。共産党や軍の意向も大きく反映され、外務省だけの一存で東シナ海にかかわる重要な決定はできない。日本側が外務当局間で再開に向けた下交渉を行おうにも「なしのつぶて」が続いている。

 しかも中国国家海洋局は東シナ海に加え、周辺国との緊張が高まっている南シナ海も管轄している。「国家海洋局が南シナ海の問題に忙殺されている今、東シナ海の問題に力を割く余裕はない」(外務省幹部)のが実情だ。

 そこで注目されるのが菅首相の訪中計画というわけだ。

 だが、そう簡単に事態は進みそうもない。ガス田開発に対する中国の本来の狙いは東シナ海の日中中間線付近に拠点を築くことにあるとされる。漁業基地や資源開発施設の建設といった非軍事面での既成事実を積み重ね、将来的な軍事支配の橋頭堡(きょうとうほ)とするのは中国が南シナ海などで実践してきた手法だ。

 実際、交渉が停滞している間も中国がガス田「白樺」(中国名・春暁)で合意違反となる単独掘削を行った疑いが浮上。ヘリコプターによる海上自衛隊護衛艦への異常接近という威嚇行為も繰り返す。中国が相変わらず尖閣諸島を自国の領土と主張する中、菅首相が迎合する形で訪中すれば日本国内の反発も必至で、「先行きは全く見えない」(日中外交筋)状況が今後も続きそうだ。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110724/plc11072420370009-n1.htm

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