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「平和の国」で起きた大量殺戮

Category: 世界  
「平和の国」で起きた大量殺戮
2011.7.23 23:46

【ロンドン=木村正人】政治を志す若者500人が集うサマーキャンプが地獄と化した。首相官邸が入る政府庁舎から猛煙が噴き上げる。毎年12月に首都オスロでノーベル平和賞授賞式が行われるノルウェーで第二次大戦後、最悪の惨事となる連続テロが起きた。右翼過激思想に傾倒するアンネシュ・ブレイビク容疑者はなぜ「平和の国」で大量殺戮(さつりく)に及んだのか。

 「ウトヤ島の家に集まってオスロで起きた爆弾テロについて話していたとき、外で銃声が鳴り響いた」と16歳の女性はロイター通信に語った。同容疑者は警官の制服を着用し、イヤホンをしながら若者たちに「集まってほしい」と声をかけた後、短銃やショットガンを乱射した。

 湖に飛び込んで逃げる若者を容赦なく撃ち殺した同容疑者は警察の取り調べに熱心に自分の思想信条を語っており、警察は「右翼思想を持ったキリスト教原理主義者だ」と発表した。しかし、これまでのところ同容疑者の宗教的背景は明らかになっていない。

 ソーシャル・ネットワーキング・システム(SNS)「フェイスブック」に掲載された写真や、英思想家J・S・ミルの警句を借用した「信念を持った1人の人間は利益にしか関心を持たない10万人に匹敵する」との書き込みからは自己陶酔的傾向もうかがえる。

 ノルウェーでは今年に入って右翼過激派が増えたといわれるが、中心的指導者は見当たらず、その活動が深刻な社会問題になっている様子もない。


 一方、イスラム系を中心にした難民は4万人、難民申請者は1万2千人にのぼる。これに対し、議会第2党の進歩党が「ノルウェーは男女平等の国だが、異なる考えを持つ移民を受け入れることはできない」と反移民政策を唱えるなど、ノルウェー社会とイスラム系移民社会の溝が目立ち始めている。

 警察は「それが動機につながるかわからないが、容疑者には極右と反イスラムの政治的特徴がある」と分析。同容疑者が寛容な移民政策を取る与党・労働党を標的にした可能性もあるとみて調べている。

 欧州は労働力不足を解消するためイスラム系移民を積極的に受け入れてきたが、2008年の金融・経済危機で失業率が上昇。財政状態も悪化して「出生率の高いイスラム系移民に失業保険や年金を奪われる」との不安が広がっている。

 こうした不安をあおる形でイスラム系移民排斥を唱える極右政党がオランダやフランスで台頭。人権意識が高い北欧でも極右のデンマーク国民党が政権に影響力を行使するようになり、スウェーデンでは昨年の総選挙で、民族衣装ブルカをまとったイスラム系女性が年金受給に殺到する映像を作ったスウェーデン民主党が20議席を獲得し、初の国政進出を果たしている。


http://sankei.jp.msn.com/world/news/110723/erp11072323500024-n2.htm




これを 他人事に思えるなら それは 余りに無知ですよ

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