FC2ブログ

今日ボクが見た風景

日本での台湾人留学生「差別」にほくそ笑む中共

Category: 中国  

日本での台湾人留学生「差別」にほくそ笑む中共

日台の友情で東アジアを守れ!

日本と台湾との間に楔を打ち込み、両国を分断したくてならないのが中共だ。なぜなら中共にとり、日本は中国統一(台湾併呑)という国家目標の大きな障害だからである。

たとえば「武力統一」を行う場合、それを遮る最大の力が日米安保体制、つまり米国と日本である。

「平和統一」の場合、それを拒む最大の力は台湾人の反中感情だが、その後ろ盾になっているのも日米安保だろう。そしてそれだけでない。中国人はこれまで、その反中感情に日本の文化的影響力を見て取り、それを警戒してきた。

中国文化(前近代的な政治文化)を嫌うのは何も台湾人だけではないが、ことに台湾人の場合、日本統治時代に近代文化(日本的近代文化)を身に付けているため、中国文化を見下し、批判する能力を備えている。そのため中国では「日本軍国主義が台湾独立勢力を育てた」(賈慶林・中共中央政治局常務委員)といった見方が普遍的にあるほどだ。

だから戦後、国民党も台湾人の中国人化を進める際、反日教育(脱日本文化教育)を懸命に施したわけだ。ちなみに民主化以降、そうした教育を受けた世代も親日に転じたのは、やはり日本への文化的な親近感のためでもあるだろう。

だから日本と中国という大国に挟まれた台湾の人々がどちらの側に立つかが、中国人にとっては最大の関心事なのだ。中共が日本の政府、地方自治体、マスコミ等々の台湾との交流を極端に嫌い、妨害の圧力をかけ続けてきたのにも、こうした日台分断への願いが込められているのである。

そしてそのような圧力ばかりを恐れ、台湾との交流を避けたがる日本社会を見て、中共はほくそ笑んでいるのである。そして台湾に対し、「日本はお前らには冷淡だ。こんな国に期待しても無駄。俺たちと一緒になろう」と宣伝したいところだろう。近年中共が日本の首相に対し、「台湾独立に反対する」との表明を執拗に要求するのにも、台湾人を失望させ、その士気を奪おうという魂胆があるのである。

本ブログの前回の記事でも書いたが、最近次のようなこともあった。

栃木県の某大学に在籍する台湾人留学生が、大学側から「台湾は正式な国家ではない」との理由で、交付されるべき震災補助金(奨学金)が交付されなかったという報道が台湾でなされた。

実際には大学は、そこまでの非礼に出たわけではなかったようだ。その奨学金は文部科学省が交付する国費留学生への奨学金を、被災した私費留学生にも支給するというものなのだが、同省の規定で、「国交のない国」からの国費留学生には支給できないことになっているため、台湾人留学生には渡しようがなかったらしい。

だが、その規定がおかしい。要するに「台湾は国ではなく中国の一地方」と宣伝する中共への配慮で、台湾の「国」費を国費と認めないというわけだ。これは台湾人に対する不条理な差別としか言いようがない。

かくして、こうしたおかしな対応が、台湾で大きく報じられてしまったのだ。そして日本の被災者のためにあれほど義援金が集まったのに、なぜ日本政府は被災した台湾人の学生に冷淡なのかとの不信感が、あの国で高まっているのであるが、中共はこうしたことを好機として見逃さなかった。

この台湾の報道記事を転載したのが中共機関紙人民日報の姉妹紙である環球時報(電子版)だ。そこではわざわざ、要らぬものを載せている。

それは最近日台両国のネット上で話題を呼んでいるもので、日の丸模様の怪我をした猫が、台湾国旗模様の猫に泣いて抱きついているイラストだ。

88eae10f0a.jpg
環球時報わざわざ載せたイラスト。その目的とは

言うまでもなくこれは、台湾の震災義援金に日本側が感動し、感謝していることを描いたものであり、今日両国間で深まる友情を象徴したものと言えるのだが、このようなものを、こうした記事の中でわざわざ掲げるのは、「日本とは恩を仇で返す国。日本人の感謝の涙などに騙されるな。だから俺たちと一緒になろう」との台湾向けのメッセージにしか見えないのである。

中共の東亜・西太平洋への膨張を防いできたのが日米同盟であり、台湾の軍事力であるが、日台の友情、信頼関係もそれなのだ。だからそれが強化されれば、このように中共は反撃の宣伝に出るのである。

そしておそらく、日台交流を何としてでも阻止しようと、さらに強力な妨害圧力を行使してくることだろう。何しろ圧力をかければかけるほど、日本側は言うことを聞く。

そこで、そうした中共の妨害も日本側の屈服も断じて許さないとする国民のパワーが求められているのだ。そうした力は、台湾との友情、愛情により、いくらでも結集させることはできるはずだ。文科省の留学生への差別措置を含め、さまざまな台湾人への冷遇の見直しを、みんなでどんどん訴えていいのである。

日台の友情は地域の平和にも貢献する。だから両国民の心が通い始めた今は、とてもいい状況になっている。つまり、敵の策謀などに負けていられるかということだ。



【過去の関連記事】

これは忘恩行為!文科省は台湾人留学生への差別を止めろ
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1562.html



http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1565.html

関連記事

Comments

« »

09 2020
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
NASA Visible Earth
Web page translation
Flag Counter
free counters
xxx
全記事表示リンク