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今日ボクが見た風景

迫る中国初の空母進水

Category: 中国  
国威発揚のシンボル 迫る中国初の空母進水
2011.7.9 07:00


今日ボクが見た風景

【国際情勢分析】ウクライナ・ニコラエフの黒海造船所で、未完成のまま野ざらしにされていた「ワリャーグ」

この“スクラップ”を元にした中国の空母保有は秒読みに入った=1997年5月(AP)

ウクライナから未完成のまま購入し、改修工事がすでに終了したとされている中国初の航空母艦「ワリャーグ」(約6万7500トン)の進水時期は、多くの中国人にとって最大の関心事の一つとなっている。国威発揚のシンボル的な意味を持つ空母保有は、中国の長年の悲願である一方、国際社会を刺激し中国に対する警戒が強まれば「経済発展にとってマイナスだ」とする判断もあり、胡(こ)錦濤(きんとう)政権は周辺国の反応を見極めながら、慎重に物事を進めようとしているようだ。

 複数の香港メディアは6月下旬、ワリャーグは7月1日の中国共産党創設90周年の記念日に合わせて進水すると報じた。中国のネットで大きな関心を呼び、若者を中心に期待する声が高まったが、実現されなかった。南シナ海の離島の領有権をめぐり、中国とベトナムなどとの対立が深まり、米国をも巻き込んで軍事的な緊張が高まっている時期と重なり、空母を就航させることで周辺国を刺激したくないと胡錦濤政権が判断し、進水時期を遅らせたとの情報もある。

ほぼ終了した改修工事

 中国筋によれば、ワリャーグの改修工事は6月末までにほとんど終了し、現在は最後の点検を繰り返して行っており、いつでも就航可能の状態だという。進水の時期については「早ければ、中国人民解放軍創設84周年記念日の8月1日に行われ、10月1日の国慶節よりも遅くならない」と話している。


 ワリャーグの正式な名称については、中国にとって最初の空母であるだけに高い関心が持たれ、昨年からはインターネットで様々な憶測が流れている。台湾との統一がいまだに実現できていないことを理由に、清朝初期に台湾を攻略した水軍の将軍「施琅(シーラン)」の名前をつけようと意見が多かったが、「台湾を刺激して両岸関係にマイナスだ」との理由で反対も多い。三国時代の赤壁(せきへき)の戦いで魏(ぎ)の曹操(そうそう)の大軍を破った呉(ご)の将軍「周瑜(しゅうゆ)」や、中国建国の父「毛沢東(もうたくとう)」の名前をつけるべきだとの主張も多い。尖閣(せんかく)諸島の中国名「釣魚島(ちょうぎょとう)」を空母の名前にして、「領土を守る決心を日本に示そう」とする意見も少なくない。香港紙、商報は6月末に、「まだ正式に決まっておらず、一般公募する可能性もある」と伝えている。


1980年代から保有計画


 中国の空母保有計画は、「空母の父」と呼ばれた劉華清(りゅうかせい)元海軍司令官(1916~2011年)が1980年代に中央軍事委員会に提出した海軍戦略に関する提案書の中で初めて盛り込まれたとされる。中国にとっての原油輸送ルートであるインド洋や南シナ海、東シナ海の制海権はほとんど米国が握っているため、将来的に中国が中東から輸入する原油の量が増え、輸送ルートの安全確保を強化する必要性が高まると当時の劉氏ら海軍関係者が判断したことが背景にある。

 ワリャーグは旧ソ連時代の1985年にウクライナで建造が始まったが、91年のソ連崩壊に伴い約70%が完成したところで工事が中断した。その後、所有権を受け継いだウクライナはスクラップとして売却する意向を示し、中国軍と深い関係を持つ香港の企業家が98年に「海上のカジノにする」と称し個人として購入。2002年春から大連港に係留された。05年ごろ中国海軍の艦船と同じ色を塗られ、改修工事が始まった。



当面は訓練用として就役


 中国の軍事問題を研究している専門家によれば、来年に就役するワリャーグは、当面訓練用として使われ、艦載機の発着訓練が行われるほか、防空ミサイル駆逐艦などの複数の支援艦艇と合同で航海訓練を実施する予定だ。現在建設中の中国国産空母による本格的な空母戦闘群のために、人材育成とデータを集める目的を果たす。中国は20年までに、東シナ海と南シナ海を管轄する東海艦隊と南海艦隊にそれぞれ空母戦闘群を配備することを目指しているとされる。

 しかし、一方、ワリャーグは実戦用としても配備することが可能だと指摘する意見は専門家の中でも一部ある。実戦配備されれば、東南アジアはもちろん、韓国の全土が作戦半径に入ることとなり、日本や在日米軍に対する脅威が高まり、東アジアの軍事バランスに大きな変化をもたらすことは必至だ。(中国総局 矢板明夫)



今日ボクが見た風景

【国際情勢分析】中国遼寧省大連港で修復中の「ワリャーグ」の司令塔部分。

対空、対艦レーダーが装備されているのがわかる=2011年4月17日(ロイター)



http://sankei.jp.msn.com/world/news/110709/chn11070907000000-n1.htm




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空母建設で中国のネット大興奮
2011.6.12


中国人民解放軍の陳炳徳総参謀長がこのほど香港メディアに対し、中国初の空母について「建造中だが、まだ完成していない」と述べた。中国の軍高官が空母建造を初めて認めたこの発言を受けて、国内の各軍事系サイトは大興奮。「列強にいじめられた時代はこれで完全に歴史となった」「頑張れ!世界の新覇者」といった書き込みが殺到した。新空母と米軍の現役空母との比較や、空母の名前についての提案などがインターネットにあふれており、中国人の多くが建設中の空母に高い期待を寄せていることがうかがえる。




 保守系サイトの「軍事縦横」などに寄せられた書き込みの中に、「南シナ海や東シナ海の領土問題で周辺国との対立が高まっているなか、中国は漁民と海洋権益を守るために、空母が絶対に必要だ」と主張するものがある。昨年9月に沖縄尖閣諸島で起きた海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件を意識した書き込みとみられる。

 また、「湾岸戦争もイラク戦争も空母からの攻撃で始まった。空母がなければ近代戦争に参加する資格すらない」として、空母建設の必要性を強調する意見もあった。「アメリカや日本は第二次世界大戦の時にすでに空母を持っていたのに中国は70年も遅れた」とし、「もっと早く建設すべきだった」との声もあった。

 さらに、「中国の領海は広いので、南シナ海に二つ、東シナ海、黄海と渤海にそれぞれ一つ、最低でも合計5つの空母戦闘群が必要だ」と指摘して、今後さらに複数の空母を建設する必要性を強調する者もいる。


中国では現在、東北部の大連造船所でウクライナから購入した旧ソ連軍の空母「ワリャーグ」の改修工事が継続されており、今秋までにも完成し、訓練用艦として導入されるとみられる。一方、「ワリャーグ」の技術を参考にして上海造船所などで純国産の空母も建造中だとされている。陳総参謀長の発言はどの空母を指しているのかは文面だけでは判断できないが、インターネットではほとんどの人は純中国国産の方だと理解している。「独自の技術を生かして、欧米や日本が想像もできないような最先端空母を作ってほしい」と期待を膨らませている。

 中国初の空母のため、その名前についてもネットで大きな話題となっている。台湾との統一がいまだに実現できていないことを理由に、清朝初期に台湾を奪還した水軍の将軍「施琅」の名前をつけようと意見が多かったが、「台湾を刺激して両岸関係にマイナスだ」との理由で反対も多い。三国時代の赤壁の戦いで魏の曹操の大軍を破った呉の将軍「周瑜」や、中国建国の父「毛沢東」の名前をつけるべきだとの主張も多い。尖閣諸島の中国名「釣魚島号」を空母の名前にして、「領土を守る決心を日本に示そう」とする意見も少なくない。


こうした勇ましい書き込みがあふれる中、「今までの30年、空母はなくても中国は経済発展ができたのではないか。軍備増強の必要性は考えられない」「空母建設よりも教育、福祉、環境など税金を投入しなければならない分野はたくさんあるのに」といった冷静な声もあるが、こうした意見は極めて少数で、その下に「非国民!」「オバマの手先に違いない」といった批判が多く寄せられる。


http://sankei.jp.msn.com/world/news/110612/chn11061218010002-n1.htm



中国空母 小さくない「均衡」への影響

2011.5.24 14:30

著しい中国の軍事的膨張が注視されているが、将来中国の国内総生産(GDP)が米国を超えても、米国に取って代わって中国がアジアに「覇」を唱える可能性はほとんどない。しかし、“米空母キラー”と呼ばれる対艦弾道ミサイル「東風21D」(射程1800~2800キロメートル)の配備など米軍に対する「接近拒否」戦略は、米国の利益と間違いなく衝突するものだ。中国の航空母艦保有の意味を探る。(SANKEI EXPRESS


熟成された世論


 国営新華社通信は今月10日の配信記事で、「大型水上艦」「新型潜水艦」などの配備に向けて数千人の人材育成が終了したと発表した。「大型水上艦」に空母を含めているか不明であり、これがただちに空母就役を意味するものでもないが、艦艇の将官育成に力を入れてきた自信がうかがえる。

 世論も熟成された。5日付の環球時報によると、中国主要7都市で4月から5月にかけて実施した空母に関する世論調査で、8割以上が「中国の軍事力を高める」として賛意を示している。


空母配備で「国土防衛に力を発揮する」も8割。中国の一部軍事専門家は、中国で空母建造には、空母本体で20億ドル(約1630億円)超、艦隊全体で約200億ドル、年間維持費は15億ドル超と試算しているが、「建造と維持費に費用をかけても価値がある」とする回答は7割を占めており、建造・配備は世論の支持の上に立つ。

 国際先駆導報(4月14日、電子版)も「中国初の空母誕生記」との見出しで国民の期待感を高める。


3~5年で完成


 「国産空母の完成は3~5年以内」「理想は3~6隻を建造」。中国系の香港商報(4月9日付)は、総参謀部元高官の話としてこう伝えた。1998年にウクライナから購入した未完成の中型空母「ワリャーグ」は大連で修理中だが、台湾の中央通信社によると、すでに基本構造は完成、対空ミサイルの垂直発射装置(VLS)を備え、弾道ミサイル128基などが装備されたという。早ければ年内に訓練用空母として試験航海する可能性がある。

 ワリャーグとあわせ、5万~6万トン級の2隻の中型空母を2015年を目標に上海の長興島(ちょうこうとう)で建造。ロシア製戦闘機そっくりの艦載機を導入するとみられている。艦載機の決定は最終段階に入っており、機種選定については軍事サイトが大きく取り上げている。

 中国は2000年ごろに空母建造に向けた専門組織「048弁公室」を設置、08年からは艦載機パイロットの訓練を始めた。現在、関係者の関心は空母本体の建造に向いている。専門家は、長興島にサッカー場が建設されたことを指摘。これは空母建造を支援するウクライナ人技術者用の施設とみられるという。

 空母運用には、衛星情報を元にし、戦闘機、早期空中警戒機、給油機の運用、潜水艦、駆逐艦による一体運用が必要となるが、日本の軍事専門家の間では「建造から10年先になるのか否かは不明だが、いずれ中国は空母の運用をまがりなりにも可能にするはずだ」と指摘する声が多い。



パワーバランスに変化


 中国の空母配備は台湾攻撃ではなく、台湾周辺を含む西太平洋、南シナ海、インド洋、東シナ海でのパワーバランスを変化させることに主眼がある。

 焦点は、中国が空母群をどう運用するか、それに対し米国がどう対処するかに尽きる。尖閣(せんかく)諸島を含む東シナ海で訓練するのか、各国と領有権を争う南シナ海を示威航行するのか、西太平洋やインド洋にも航行させ、各国はどう反応するか-。これらの意味は決して小さくない。

 米中は、経済的に深い関係を持ち、依存関係にある。双方に事を荒立てる気がないことを考えれば、米中戦争のシナリオの可能性は極めて低い。

 新華社(電子版)は5月4日、「中国軍の戦闘能力向上はアジア各国への脅威となっている」「米国は長期的な戦略の再考が必要」「しかし中国の戦略意図について米国内の分析は一致していない」とする米軍事専門誌を引用し、米中のせめぎ合いを示唆した。


 中国の軍関係者はこう展望している。

 「将来、米中双方が勢力圏を守るために、他の周辺国とどう連携し、均衡を保つか、または均衡が破れるのか。中国の空母がその均衡にもたらす影響は小さくないと私は思う。いずれにしろ、米国は中国が軍事強国の地位に就くことを受け入れるべきだ」(国際アナリスト EX)

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