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日本人としての誇り

Category: 日本国民の心得  

日本人としての誇り

僕が外国に20年も住んでいながらも日本人に誇りを持ち続ける理由は何でしょうか?

僕は縁があってカナダで仕事をしていますが、カナダのパスポートを取得したいと思ったことはまだ一度もありません。仮に日本が二重国籍を認めたとしてもカナダのパスポートにそこまで魅力を感じるかどうか分かりません。

カナダは先進国では最も裕福な国の一つといわれています。世界第二の国土の広さに人口は関東の総人口より2割近く少ない3400万人ちょっと。地下を掘れば石油や資源が出てくる裕福さです。相続税はなく、人口を増やす為富裕層の移民を積極的に受けいれています。隣にはアメリカという大消費国を抱えています。

結果が物語るとおりカナダ国の政策と運営は極めてまっとうだと思います。でも、日本人である僕にとってこの国の生活で満足できるのだろうかと考えると自信がありません。それは将来この国の若者がきちんと育ち、社会を担うのかという社会道徳への不安から来る気持ちが一つあるのだろうと思います。

社会学でロシアと東南アジア、どちらの人がよく働くか、というテーマがあったことを前に書いたと思います。答えはロシアです。なぜなら、働かないと凍えて死んでしまうからです。東南アジアは毛布がなくても寒くないし、木を揺らせば果物が取れるのです。カナダはそういう意味で東南アジア化してきています。

掘れば資源。親の財産は子の財産。エントリージョブはアジアからの移民の仕事でカナダ人は気に入った仕事がないから失業中、といったイメージがどうしても見えてしまいます。中華系の移民の子供達は親が必要以上に金持ちのところが多く、学校を卒業したばかりの若者がベンツやポルシェを乗り回しているのを見てこの国で汗をかく人はいるのだろうか、と思ってしまいます。

その点、日本の平等主義はある意味徹底していて「親の財産は親の財産」、子供には引きがせにくくすることで日本人に平等な勤労意欲を盛り立てる結果に繋がっています。それこそ、天照大神が天から降りてきたら地上の神々が見皆働いていた、という神話を借りるなら、日本は「お坊ちゃま」や「お嬢様」を作りにくくして汗をかくことを当たり前としていているところに日本の素晴らしさがあるともいえるのではないでしょうか?

経済学的には親の財産を子に継がせやすくしたほうが消費が伸びるので景気はよくなりやすいとは思いますが、精神論的には「同じ釜の飯を食う平等さ」が日本独特の「気持ちの共有」の原点かもしれません。

今回の震災後、新幹線が僅か50日で復旧した話は耐震補強していたということもありますが、たくさんの鉄道マンや建設マンが昼夜を問わず、必死になって直し続けたから出来た日本ならではの技です。そこには「思いを一つにする」という日本人の美徳がありました。北米で突貫工事はあまりありません。それは労働者がその意義を感じていないことが一番大きいと思います。朝7時から午後3時まで現場に行き、そこで賃金というにんじんをぶら下げられて作業をする労働契約から良いものを早く、正確に作るというマインドは生まれにくいのです。実際、僕はこちらの建築物の保証や修理で非常に苦労をしました。

日本人は仕事に対して感謝の気持ちを持ってあたります。「仕事をさせてもらい有難う」と心のどこかで思っています。これは神道そのものであり、僕はこの気持ちを持っている日本人であることに誇りを持っています。

震災の復旧を通じてさまざまなドラマが聞こえてきます。これは日本ならではのすばらしいストーリーです。震災そのものは言葉に出来ないほどの衝撃でありましたが、そこから立ち上がる日本の姿は他の国の人には真似できない強さの証だと強く感じています。日本人は世界に誇れる民族です。胸を張って新しい日本に向かってまい進できると確信しております。

日本人としての誇り - 外から見る日本、見られる日本人(2011年5月25日)
ここヘンJAPAN - 公式サイト


http://koko-hen.jp/archives/3235971.html




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