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中国共産党90周年控え、暴動頻発

Category: 中国  

中国共産党90周年控え、暴動頻発  

「都市戸籍」エサに懐柔策も

2011.6.21

 【上海=河崎真澄】中国で当局の横暴や不正に不満を抱く住民らの暴動やデモが頻発している。中国共産党創設90周年を7月1日に控え、治安対策が一段と強化されているにもかかわらず、農村からの出稼ぎ労働者(農民工)や土地を強制収用された住民ら社会的弱者の“暴発”が広がる事態にある。一部当局は、暴動に加わった人物を密告した農民工に「都市戸籍」を与える懐柔策も打ち出すなど、社会不安の沈静化に躍起だ。

 中国の暴動やデモは明らかになっているだけで、今年4月から上海市や内モンゴル自治区のほか、浙江や河南、湖北、湖南、広東の各省で相次いで起きた。

 燃料高騰分を自己負担させられたトラック運転手らのデモが4月、上海の港湾地区で発生。広東省増城市では今月10日、四川省からの出稼ぎ露天商が治安当局者から暴行を受けた事件をきっかけに、農民工らが日ごろの不満を爆発させた。暴動は同市や近接する潮州市で3日間連続し、動員された大量の武装警察部隊が鎮圧する騒ぎになった。

 この事件を受け増城市公安当局は21日までに、情報を密告するなど捜査に協力した農民工に対し、邦貨換算で10万円前後の報奨金に加え、「都市戸籍」を与えると通達した。


中国では内陸部の農村出身で「農村戸籍」を背負う農民工は、出稼ぎ先の都市では十分な社会保障や子供の義務教育すら満足に受けられないなど、あからさまな差別が続いている。農民工の心理を利用し、戸籍をエサにした密告の奨励は逆に、戸籍差別の深刻さを浮き彫りにした格好だ。

 また、地元住民の間にも、開発をめぐる強制立ち退きや、法の抜け道を利用した当局者の不当な費用徴収、地方政府の汚職蔓延(まんえん)に対する不満が噴火寸前のマグマのように蓄積されている。食品価格が上昇を続ける物価高も庶民の不満を加速させている。このため、ささいなトラブルが予想外の暴発につながる危険性をはらむ。

 結党90周年を国威発揚に結びつけたい中国共産党は「社会の安定」を最優先事項と位置づける。監視カメラの増強など治安維持にかかわる部門に巨額の費用を投じ、「社会管理」を強化している。しかし、社会的弱者の反発も、反体制派とひとまとめにして摘発しており、当局の強硬姿勢が火に油を注ぐ悪循環となっている。




m9っ(´◉◞౪◟◉)

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