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「一人っ子政策は大量虐殺」米議員、中国政府を非難

Category: 中国  

「一人っ子政策は大量虐殺」米議員、中国政府を非難

2011.6.2

中国の人権問題に対して強硬派として知られるクリス・スミス米下院議員(共和党)が1日、米議会内で記者会見し、1夫婦の子を原則1人に制限する中国の「一人っ子政策」が原因で、強制的な女児の人工中絶が多数行われていると述べ「大量虐殺だ」として、中国政府を強く非難した。

 民主化運動が武力弾圧され多数の死傷者が出た1989年の天安門事件の際の学生リーダー、柴玲さんも会見に同席し「天安門事件が毎日起きているようなものだ」と指摘。中国の男女の出生比率が男児120に対し女児100であることから「男の子が6人生まれるのに対し、6人目の女の子は殺されるということだ」と述べ、女児の人工中絶をやめさせるよう中国に圧力をかける必要性を強調した。

 またスミス氏は、中国では男児を欲しがる農家などのために児童誘拐や売買事件が多数発生しているとも指摘した。(共同)




罰金要求し乳児売買 中国、一人っ子政策を悪用

2011.5.15


【北京=河崎真澄】中国湖南省の農村で、2人目の子供を産んだ家庭に一人っ子政策への違反だとして村の職員が事実上の罰金を要求し、払えない家庭から乳児を強引に連れ去って人身売買していたことが明らかになった。中国誌、新世紀の最新号(9日号)が報じた。一方、中国国家統計局の調べで、戸籍のない住民1300万人以上が暮らしていたことが分かっており、その多くが一人っ子政策に違反して生まれ、出生届を出していなかった。

上海支局長・河崎真澄 一人っ子政策の犠牲者たち

2010.12.19


捨てるしかなかった…


 「そのとき両親はきっと貧しくて私を捨てるしか生きる道がなかったの。私も貧乏に育ったからそれが分かる。もし会えたら両親を恨んだりしない。許します」

 中国のインターネットで、不特定多数の参加者が画面上でチャット(おしゃべり)する「QQ」と呼ばれるサービスに、生みの親を探す女性たちが集まるコーナーがある。QQ名を「天上人間」と名乗った福建省の27歳の女性に、チャットを通じて聞いた話だ。

 養父母は生まれたばかりの彼女を1983年に仲介業者から200元で買って育てたという。公務員の月給が約50元だった時代。農業を細々と営んでいた養父母は1人息子の将来の嫁にと、なけなしの現金を用意した。だが息子は子供のころ病死。結局、養女になった彼女は今、年老いた養父母の生活のために必死に働く毎日だ。

 福建省の北部で、80年代から90年代にかけて1万人以上の乳幼児が仲介業者に売られたとされ、彼女はQQのコーナーで同じ境遇の女性らと情報交換して肉親捜しを続けているが、まだ有力な手がかりはなにも得られていない。

 実際、この広い中国全土で、いったい何人の子供が彼女と同じような境遇にあるのか、そんな集計も、当局の支援すらもない。

 闇に包まれた世界だが、売られたのは大半が「女の子」という事実だけははっきりしている。

 

戸籍のない数億人の子


 中国では農村などで今も「跡継ぎになる男の子は大事だが、女の子なら食い扶持がかかる」との考え方をもつ親が後を絶たない。

 この悪癖に、人口増加抑制のため79年12月に義務化された「一人っ子政策」が拍車をかけた。


地域によって必ずしも厳格には適用されなかったというが、それでも男の子がほしい親は仲介業者に女の子を売ったり、女の子に現金を積んで男の子と交換したりすることに、ますます罪悪感を感じなくなった。「上有政策、下有対策(お上に政策あれば、下々には対策がある)」というお国柄。一人っ子政策がこの国に生を受けた女の子の運命を過酷にした。

 中国の新生児の男女比率で、女100人に対して男が何人かとの統計をみると、82年の108・5人が2000年には111・3人に、08年には120・6人まで増えた。妊娠中の性別検査で女の子が“間引かれた”との懸念に加え、生まれた女児の出生届を出したがらない親も多かったからだ。

 出生届がなければ当然、戸籍もない。「黒孩子(ヘイハイズ)」と呼ばれる国にとっては存在しないはずの子供たちで、中国全土で4千万人とも一説には数億人との見方もある。黒孩子たちは社会保障はおろか義務教育を受ける権利すらもない。

 

繁栄する経済大国の陰


 ただ、親に同情の余地がまったくないとも言い切れない。政策に反して2人目の子供を産もうとする親には「社会扶養費」という名の罰金が待っていた。親の年収の3~10倍が“相場”で、邦貨換算で1000万円以上の罰金を科せられたケースもある。一般の中国家庭には耐えられない金額だ。あるいは公務員や共産党員なら、停職処分や党員資格の剥奪まで覚悟しなければならない厳格さがある。

 そうした締め付けに対する不満に加え、人口構造上もアンバランスを生んだ一人っ子政策に、見直し論議が巻き起こっている。

 胡錦濤指導部の経済政策ブレーンとして知られる清華大学国情研究センターの胡鞍鋼主任は、昨年来この問題に関して「一人っ子政策は終わりだ」と題する論文を発表し、警鐘を鳴らしている。

 現行の制度のまま続けば、中国の全人口に占める60歳以上の割合が2020年で16・7%、50年には31・1%にまで膨れあがるといい、「子供2人政策にシフトすべきだ」などとアンバランスな人口構造の是正を説いている。


80年に生まれた第一世代の一人っ子は今年、30歳になった。両親と祖父母合わせて6人に溺愛されて育てられた一人っ子は、この30年間でおよそ1億人にのぼる。農村部では例外も多いが、都市部の一人っ子世代が10年後、20年後には中国社会の主導権を握る。

 一方で、親に売られ過酷な運命に翻弄された女の子、一人の住民としてすら認められない戸籍のない子供が社会の底辺にいる。

 少子高齢化による経済構造上の問題もさることながら、人権も愛情のかけらもない中国の政策と親の身勝手な行為に振り回された子供たちこそが、この政策の最大の犠牲者だったといっていい。

 まもなく日本を追い抜き「世界第2位の経済大国」の座を手に入れる中国。だが、その繁栄の陰で国家の未来を背負う子供にかくも苦難を強いた国に、いったいどんな未来が描けるというのか。(かわさき ますみ)


 中国で30年以上続く一人っ子政策は、違反して2人目以降を出産する場合、地域や職業によって親の年収の3~10倍を事実上の罰金として支払わねば戸籍が受け付けられない。湖南省の事件では隆回県の職員がこの制度を悪用して、2002~05年にかけて貧困家庭から少なくとも20人以上の乳児を連れ去り、児童福祉施設に乳児1人あたり約1千元(約1万2500円)の謝礼で引き渡していた。

 乳児は孤児と偽って米国の家庭に譲り渡されるケースもあったが、外国人へ養子として引き渡す場合、児童福祉施設側は3千ドル(約24万円)程度の報酬が得られるという。役場が組織的に乳児売買にかかわった可能性も指摘されている。

 一人っ子政策のゆがみともいえるが、貧困が続く農村部では、出生届を出さずに2人目以降の子供をこっそり育てる親もいた。

国家統計局が昨年行った10年に1度の国勢調査で、罰金を低減するなどの特別措置で戸籍のなかった住民に届け出を促したところ、1300万人以上が戸籍登録に応じていたという。

 同局の馬建堂局長が中国共産党機関紙、人民日報系のニュースサイト人民網のインタビューで明らかにした。中国の人口は昨年の調査で13億3972万4852人とされたが、このうち1%近くが調査前は戸籍なしだったことになる。

 戸籍がなければ義務教育や社会保障なども受ける権利はない。しかし、改めて届け出ようにも罰金を払う経済力のない住民も多く、まだ戸籍なしの住民が数多く残されている可能性が高い。





一人っ子政策違反だ! 村役人が乳児連れ去り施設から謝礼もらう 中国

2011.5.11

中国湖南省・隆回県の農村で、一人っ子政策を担当する村の職員が2人目の子どもを生んだ家庭に高額な“罰金”を要求、払えない家庭から乳児を強引に連れ去り、児童福祉施設に引き渡していたと中国誌「新世紀」(9日号)が報じた。連れ去られた乳児は少なくとも約20人に上り、孤児と偽り米国の家庭に譲り渡されたケースもあったという。

 報道によると、連れ去りは2002~05年に集中。家族計画の担当者が2人目の子どもがいる家庭を回り「社会扶養費」名目で3千元(約3万7千円)~1万元を要求、払えない場合は「違法乳児」として連れ去っていた。

 担当の幹部は乳児を施設に引き渡す際に1人当たり千元以上の謝礼を受け取っていた。

 外国人へ養子として引き渡す場合、児童福祉施設は3千ドル(約24万円)程度の報酬が得られる。(共同)





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