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今日ボクが見た風景

パンダ外交とチベット人虐殺

Category: 中国  

パンダ外交とチベット人虐殺

現在、パンダは中国の「国宝」に指定されている。中国はそのパンダを長年積極的に外交に利用してきた。
 我が国にランラン・カンカンが上野動物園にやって来たときのことをご記憶の方ならご存じだと思うが、日本中でパンダブームがわき起こり、マスコミは連日パンダを取り上げ、キャラクターグッズが売れに売れ、中国のイメージアップに多大な貢献をした(当時硬派の少年誌週刊少年マガジンが附録にパンダのポスター[裏面はアグネス・チャン]をつけ、東宝チャンピオンまつりでは宮崎アニメ「パンダコパンダ」が上映された)。当時文化大革命が進行中で、多数の中国人が粛清されていたが、パンダはそのカモフラージュにも大きく貢献したと言える。
その後も我が国では(中国の意図通り)パンダ人気は衰えず、今も時々パンダを取り上げた番組が放送されている。その放送の中では決して語られることのない話がある。実際はパンダはチベットの動物でもある、ということだ。
 上の地図でチベット人から奪い取った土地(主に現在の四川省)にも多数のジャイアント・パンダが生息していた。日本の子供たちが笑みを浮かべて「パンダちゃんパンダちゃん」と声をかける、中国からの“可愛い”贈り物の背景には、120万人ものチベット人の死があった。
 中国はこれからも、パンダのようにイメージアップにつながるものを積極的に送り込んでくるものと思われる。毒餃子事件のさなか、来日した中国障害者芸術団・千手観音を日本のマスコミが大きく取り上げたのは記憶に新しい。これは毒餃子の報道時間の減少にも貢献したはずだ(その前も女子十二なんとかいうのが…)。
 “千手観音”にせよ“孔子”学院にせよ、自分たちが批判してきた対象であっても、外国で好イメージをもたれるのであれば、彼らはそれを利用する。千手観音とは観音菩薩の変化身であり、彼らが散々批判し、弾圧を加えてきた仏教の信仰対象だ(そして観音菩薩の化身が、彼らが“悪魔”と呼ぶダライ・ラマ法王である)。軍隊式の訓練で一糸乱れぬ動きを演じることができるようになっても、自分たちが演じている信仰対象の意味を理解していなければ、その魂の抜けた演技は“芸術”とは呼べない。外国受けを狙って組織されたパフォーマンス集団であり、パンダ外交の亜流にすぎない。
 胡錦涛来日直前に上野のリンリンが死んだことを、日中首脳は両国間に横たわる厄介な問題を払拭する好機と捉えたのか、またもやパンダ外交が繰り返されつつある。親中の福田首相には、毒餃子やガス田問題で犯された日本の主権を守る気概などないようで、中国政府に対してパンダを切望してみせ、恭順の意を表した。また、中国は、北京五輪にあわせて、北京動物園にインターネット投票で選ばれた“愛らしい”パンダ8頭を追加した。北京五輪の開会式では、日本で大絶賛された“千手観音”の演舞が行われる予定だ。中国に協力的な日本のマスコミはそれらを集中的に報じることだろう。

日本に例えると…
 チベットの地図ではピンとこないかもしれないので、日本の領土に置き換えてみよう。
 約半分が中国の省になり、残りが日本自治区となる。人口の1/5が殺害されるというのは、日本では2600万人、という我が国では未曾有の大量殺戮となる(人口比で拡大しなくても、チベット人の犠牲者120万人という数字は、原爆2発、爆弾16万トンが使用された太平洋戦争での我が国の民間人犠牲者80万人よりも多い)。
 そして我々日本人は、“日本族”と呼称され、多民族国家中国の、一少数民族として扱われることになる。
 下の地図では奈良や京都は中国の省に含まれているが、もしこういう状況が現実に起これば、その重要な国宝が貸し出された海外の博物館では、“中国仏教芸術展”等として展示され、日本のことを知らない人には、中国の文化遺産は実に素晴らしいと絶賛されるだろう。また、奈良や京都の寺社仏閣が中国のものとして海外に紹介され、重要な観光資源として、中国人の懐を潤すことになる。日本はチベットのパンダを中国のものとして受け入れ、中国に好印象を受けてきたというのは、日本に置き換えると、そのような状況に該当する。

我が国の政治家が舵取りを誤れば(すでに長年誤り続けているが)、将来、日本がチベット化することは十分あり得る。すでに、中国の艦船が我が国の領海を平然と侵犯し、尖閣諸島の領有権を主張し、東シナ海のガス田開発でも日本の試掘には軍艦で応えると恫喝している。その経済規模が世界第4位の段階で、米国に太平洋の分割統治(西半分を中国が統治する)を提案する神経をもつ国であるから、米国のGNPを超えるとされる2050年頃に、中国に飲み込まれる近隣諸国があってもおかしくはない。
 今チベット問題で、日本人が声をあげて中国を非難し、虐殺を止めさせなければならないのは、結局はそれが日本の独立を守るためでもあるからだ。
 “言論の自由”の大切さを日頃主張している日本のマスコミは、中国の恫喝に怯え、チベット問題の扱いは必要最小限のみにとどめている。これは報道機関の自殺行為に等しい1)。報道できる今報道しないと、本当に報道の自由のない時代を招くことになってしまうからだ。それも近い将来にである。
 マスコミは頼りにならないので、一般の方々が、今できる行動をとるしかない。今のチベットのような状況になってから、自由を求めて戦うというのは、普通の人間にはできるものではない。ならば今行動するのが利口な選択だ。選択を誤れば、保身のために、密告の奨励に乗せられて同胞を売り、同胞同士が殺し合う恐ろしい世界が待っている。

日本が中国に組み込まれたとき何が起こるのか。当然日本国憲法や今の法令は完全停止、全人代が日本の国会に取って代わる。自衛隊、警察は中国軍、中国警察に吸収され、中国人を守り、日本人を弾圧する機関に変わる(すでに、中国の意向を受けた日本政府の指示で、日本の警察は、長野や日比谷や早稲田で、それに手を染めてしまった。今後のフリーチベットデモで、警察の行動はエスカレートし、過剰な弾圧に慣らされていくことだろう。心ある日本の警察官は、警察官である前に日本人であることを自覚してほしい)。国家の中枢には、中国の日本併合に功績のあった政治家および、過去の被差別階級出身者が並ぶことになる(チベット自治区でも指導層には元奴隷階級出身者が多い)。時刻は北京標準時となる。徹底的な反日教育が行われ、今の中国の若者と同様、過去の日本に対する憎悪が日本の若者に徹底的に植え付けられる。中国語が国語となり、放送では日本語は字幕で流される。放送、インターネットは中国の検閲下に置かれ、正しい情報を入手することは不可能となる。大量の中国人が日本に流入するとともに、嫁不足、労働力解消のため、日本の若い女性は毎年数万人の単位で中国に送り込まれ、民族浄化が進行する。中国を批判することは許されず、中国を批判する者を批判しなければ、糾弾の対象となるので、進んで“愛国”者にならなければ生きていけなくなる。中国共産党に従わない宗教は、施設を破壊され、その信者は、投獄、処刑、臓器狩りの対象となる。皇居の大部分が浸食されて、観光地化、資料館化され、五星紅旗が翻る。皇室が生き残れるとすれば、天皇陛下が「中国共産党の教えに忠実に従います」と口にできた場合だけである。それができなければ、糾弾され、自己批判を迫られる天皇陛下の姿を、我々は目の当たりにすることになる。


我々は北朝鮮の内情に呆れ失笑していたが、あの世界が日本でも再現されると考えるとわかりやすい。

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