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今日ボクが見た風景

天皇とキリスト教徒ユダヤ人の死闘 1549年

Category: 日本国民の心得  

「キリスト教会の外には救済はない!」

 一神教の絶対神は、不寛容で嫉妬深い「ねたむ神」である。絶対善の唯一の神を信仰する汝の敵を愛せよと教えるが、唯一の絶対神を敵とする異教徒は根絶やしにしろと厳命した。男系優先主義から、

男は子供でも容赦せず皆殺しにし、男と寝たことのある女も全て殺して、異教徒を根絶やしにした。女系否定思想から、男を知らない乙女だけを生かして、絶対神を信仰する子供のみ産ませた。

 「産めよ、増やせよ、地に満ちよ」とは、男系至上主義による民族浄化であった。

『旧約聖書』

 「私は主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。あなたには、私をおいてほかに神があってはならない。あなたは如何なる像も造ってはならない。」(『出エジプト記』第20章)

 「あなた[イスラエル]に仕えない国も王国も滅び 国々は全く廃墟となるであろう(『イザヤ書』60章12節)……他国の人々が立って貴方たちの為に羊を飼い……貴方たちは国々の冨を享受し(『イザヤ書』61章5~6節)」

 『旧約聖書』は、排他的普遍宗教であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教の核心を成す重要な聖典である。それは、世界一血に塗られた武勇の聖典であり、異教の神の根絶と異教徒の死滅を正当行為とする不寛容の聖典である。生き死にに関係なく、人を神として祀る事は絶対に許さない。

 旧約聖書にとって、八百万の神々を崇め神社は異民族の異教であり、祖先神信仰の現人神・天皇は異教徒である。彼等は、絶対神への信仰から異教国日本と異教徒天皇を絶対に許さず、地上から消滅する事を「神聖な使命」としていた。

 旧約聖書にもとずき、絶対神の戒律に従い、信仰によって唯一神と契約したユダヤ人のみが、正しき心を持った選ばれた人である。

 新約聖書にもとずき、絶対神の愛に目覚め、信仰によって唯一神と契約したキリスト教徒のみが、神の僕として死んだ後に魂が神の御国に行ける。

 コーランにもとずき、絶対神の掟に従い、信仰によって唯一神を称えたイスラム教徒のみが、殉教者としてその魂は72人の聖なる乙女が待つ天国に行ける。

 一神教は、排他的絶対二元論により善悪の判断を唯一絶対神の判断に委ね、絶対神の愛を信じない者は人ではなく邪悪な獣と決めつけていた。正しい心を持った人間は、万物の霊長として全ての動植物を支配し、絶対神に愛された人に害をなす自然の脅威を破壊し、神の愛を拒否し従わない邪な心を持った異教徒・悪魔を聖なる火で生きたまま焼き殺した。勝者の普遍宗教として、敗者への生殺与奪の権を握り絶対神に愛されない多神教の異教徒を抹殺しようとしたのである。

 白人至上主義者は、排他的な名門主義者であり、閉鎖的な血縁重視主義者として、キリスト教徒白人以外の有色人種を動物同様に扱った。宗教にもとずく人種的優越感により、人としての心の弱さや痛さや脆さを持たず、強者としての卓越した強靭的精神を誇示していた。ゆえに、彼らは地球上の覇者として世界を支配した。

 ユダヤ教の排他的選民主義は、キリスト教とイスラム教に厳格に受け継がれた。

 特に、キリスト教は、信仰的フロンティアスピリットから異教を容赦なく攻撃して、異教徒を一人残らず根絶し、存在した痕跡さえも「唯一絶対神」が造った地球上から抹消しようとした。文化も、言語も、文字さえも、無かったモノとして完全消去した。そして、絶対神の「愛」という普遍的価値観のみを唯一の判断基準として布教したのである。

 永遠のベストセラー『聖書』は、異端・異教に対して武器を持って攻め滅ぼし、絶対神に叛く者を聖なる火で生きたまま焼き殺し、信仰に目覚めた善良なる人のみに絶対神の「愛」を広げる事を「神聖な使命」としている。

 ベルナール・ルコント「教皇の主権に対する唯一の保障、唯一の政治的正当性は、教皇が領土を保有している事にあり、結局のところ領土の面積はそれほど重要ではないのである。1000年にわたって多くの土地が寄進された」(『バチカン・シークレット』P。32)

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 「神の敵を殲滅する事こそ、神の御心にかなう」

 聖アグスティヌス「世に不正な迫害というものがあって、これは神なき輩がキリストの教会に対して行うものである。他方、正しい迫害があり、これはキリストの教会が神なき輩に対して用いるものである。……教会は愛の心から迫害し、神なき輩は残忍さから迫害をおこなうのである」   

 1096~99年 第一回十字軍約10万人は、聖都エルサレムを奪還するや、市内にいたイスラム教徒、ユダヤ教徒、ギリシャ正教徒を大虐殺した。女子供に関係なく、身体はバラバラに解体されて山積みにされ、血は大河となって流れた。従軍した聖職者は、異教徒への「魂の救済」として虐殺を奨励した。

 キリスト教徒は、おぞましいほどに血に飢えていた。

 キリスト教軍は、平和ではなく戦争をもたらし、ここに地球規模の宗教戦争が始まった。

 「そこには、感嘆すべき光景が見られた。……これほど長い間、冒瀆を欲しいままにしてきた人々の穢したこの場所が、彼等の血に染まる事を欲し給うた神の裁きは正しくもまた讃うべきである」

 1208~29年 アルビジョワ十字軍。教皇インノケンティウス3世は、南フランスに信者を獲得している異端・カタリ派キリスト教徒の撲滅を命じた。十字軍は、異端者はもちろんそうでもない者も、そこに居合わせたというだけで全員を虐殺した。聖職者は、異端者は地獄に送り、そうでない善人は天国に招くかの選別は、絶対神が行うとして、全員の殺害を祝福した。

 「全員を殺せ!神が見分けてくれるだろう」

 キリスト教会は、全ての行為は、最初から絶対神の大いなる計画によるものであると肯定し、それを実行するかどうかは、信仰心の強さにかかっていると説いている。つまり、異教徒や異端者への虐殺を行う事は信仰の証しであると。それを妨げるのは、悪魔の誘惑であるとした。

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 ポルトガル国王ジョアン3世は、インドをキリスト教化する為に、イエスの軍団・イエズス会に布教を依頼した。

 イグナチオ・デ・ロヨラ(イエズス会創設者)「行く先々を信仰の炎で包め」

 フランシスコ・ザビエル(改宗ユダヤ人)「ロヨラの言葉をインドにおいて具現化すべく、ゴアの地で実践しただけであった」

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 宣教師は、キリスト教の正しい教えを異教徒の野蛮人に理解させ、「平和と愛」に満ちた「神の王国」を地上に実現する事を「使命」としていた。

 キリスト教徒も、絶対神の正しい教えを受け入れない人は不幸が絶えず、地上に正しい教えが行き渡らないから戦争も絶えないと確信していた。神の声を聞き悔い改める者は、慎み深く、才能があり、道理を理解する、心優しい人々であると信じた。対して、自然・太陽崇拝や個人・偉人崇拝などの民族宗教を信仰する原住民は、文明を持たない未開の無知な異教徒・獣と嫌悪した。正しい人が、異教徒・獣を殺すのは絶対神から与えられた権利とされていた。

 中世のキリスト教徒白人は、絶対神に愛された神聖なヨーロッパ世界以外の土地は、邪悪な神を信仰する獣が汚している暗黒の大地であると決めつけ、絶対神の「聖なの火」で焼き滅ぼすべきだと決意していた。

 ゆえに、異教徒・有色人種に奪われた絶対神が創造した土地を奪還する事が、「信仰の証」とされた。

 当然、日本の土地も、悪魔信仰の天皇とその一味から解放すべきであるとされていた。

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 偽りの洗礼を受けた隠れユダヤ教徒ユダヤ人は、イエズス会などの宗教的反ユダヤ主義勢力が支配するヨーロッパから、異教徒の支配する国へと脱出(エクソダス)して行った。

 1530年頃 イエズス会のザビエルは、全ての異端者をキリスト教世界から撲滅し、一切の異教徒を地上から排除し、全アジアを改宗させキリスト教価値観で一元化・単一化する為にインドのゴアに赴任した。

 1542年 インド副王アルブケルケは、ゴアを軍事占領してインド統治体制を築いた。

 キリスト教徒商人は、インド洋沿岸市場からアラビア人商人を完全排除するべく、ポルトガル海軍にアラビアの軍船と商船の殲滅を依頼した。インド洋には、両教国海軍による度重なる海戦で多くの血が流れていた。

 アラビアから東南アジアにかけての水域はアラビア人が支配していたが、アラビア人商人は商船の武装化には熱心ではなかった。

 対して、ヨーロッパ商船は遠洋航海用に大型化し、海賊行為が出来る様に軍艦並みの武装がなされていた。武器の破壊力強化に伴い、操船術と海戦術は飛躍的に改良されてキリスト教国海軍は世界最強となった。

 ヨーロッパの商船は、異教徒の船を発見するや容赦なく攻撃し、異教徒の船員を皆殺しにして積み荷を奪った。異国の女性がいれば、強姦した後に女奴隷か娼婦として売った。船上宣教師は、「全能の神の御名」により異教徒への海賊行為を祝福した。 

 キリスト教世界は、世界の海を「信仰の力」ではなく「強力な武器」で支配した。

 ザビエルは、ヒンドゥー教徒約2万人の大改宗に失敗するや、その責任は地元の土俗宗教やイスラム教徒らと妥協している、あやふやな信仰心しか持たない軟弱な宣教師達の裏切りであるとして激怒した。異教徒地元民と共存して平和的に布教活動している宣教師は、隠れユダヤ人であると決めつけて、絶対神の真理で不正を正し綱紀粛正を行うべく、バチカンに対して異端審問所の開設と容赦なき極刑の許可を要望した。

 イエズス会は、反宗教改革派の急先鋒として、異端者を審問裁判で粛清し、異教徒を神聖裁判で撲滅する事を使命としていた。その揺るぎない信仰心から、「神の軍隊」として威力有る権限が認められていた。 

 ゴア異端審問所は、密偵を放って監視を強化し、密告や誣告を奨励して、異端信仰の証拠を握るや隠れユダヤ教徒を生きたまま火あぶりで処刑した。信仰の証しとして、裏切りを奨励した。敬虔なキリスト教徒は、自分の信仰の布教活動は熱心だが、他民族の風俗や習慣、文化や伝統と異教徒の敬虔な祈りに関心がない以上に、異質の価値観を想像し理解する能力が欠如していた。

 ゴア異端審問は、1560~1814年まで続き、4,046人を有罪にして121人を、公開で生きたまま火あぶり刑で処刑した。

 キリスト教普遍主義により見せしめとして、教会が管理する教区内に生活する異教の神を信仰する原住民は、女子供に関係なく全員を追放した。先祖からの土地にしがみつき、改宗を拒否する異教徒は容赦なく公開で処刑した。中には、商売で成功したマラーノ(改宗ユダヤ人)の財産を没収する為の冤罪もあったと言う。彼らの不幸の根源は、生まれがユダヤ人と言う血筋であった事で、信仰ではなかったのである。異端者・異教徒抹殺を使命とするキリスト教普遍主義とは、他者・異質な価値観を一切認めない唯一絶対主義ゆえに、「許す」ことを排除した排他的・狂信的・独善的な信仰を広めた。

 キリスト教会は、頑迷な大人の改宗を諦め、子供に洗礼を受けさせる為に宗教教育に力を入れた。将来的計画から、多くの貧民の子供や孤児を言葉巧みに保護して修道院に収容した。分別のない無知な大人達は、洗礼を受けさせつもりはなかったが、宣教師や修道士等の言葉を信用して子供達を預けた。

 ローマ教皇パウル3世は、敬虔な信仰を持つザビエルを聖使に任命し、教皇の代理としての全権を与えて東方植民地の全官吏を指導する事を許した。

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 当時のキリスト教ほど、血に飢えた原理主義的普遍宗教はなかった。

 同じキリスト教徒でも、教義が違うと言うだけで異教徒と決めつけて虐殺した。異教徒であれば、なおさら容赦はしなかった。

 キリスト教徒にとって、絶対神に愛される「人」とはキリスト教徒の白人みであった。

 非白人のキリスト教徒は、人であっても最下層の下僕か、さもなくば奴隷として死ぬまで扱き使った。

 非白人の異教徒は、人間ではなく、動物と同類の卑しい生き物として排除した。

 それが、絶対神の真理を普遍的価値観とする一神教である。

 ここに、日本人では考えられない、排他的な絶対不変の階級・階層が生まれた。

 中世は、キリスト教による暗黒時代であった。

 彼等は、黄金の島「ジパング」をめざし、ジパングを征服して、その黄金を略奪し、異教徒日本人を奴隷にする為に大海に乗り出した。

 山川出版社「宗教内乱や宗教戦争は政治的・社会的抗争もともなcつて16~17世紀のヨーロッパ各地に広がった」(『詳説 世界史研究』)

 「ヨーロッパ諸国は、新航路の開拓、海外貿易の拡大、キリスト教の布教、さらに植民地の獲得を求め、世界的規模の活動を始めた」(『詳説 日本史研究』)

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